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Suno v6のメタタグ入門:日本語の歌詞とサビを整理する

歌詞はできたのに、サビがどこから始まるのか分かりにくい。静かな弾き語りにしたいのに、最初から音が詰まっている。そんなときは、長い指示を足す前に、歌詞の区切りと曲全体の方向を整理してみましょう。

メタタグは、歌詞の前後に置く短い区間名や演奏のヒントです。[Verse]や[Chorus]のように角括弧で書く形から始めると扱いやすくなります。ただし、タグを入れれば必ずその通りの旋律や編曲になるわけではありません。このガイドの細かな演奏指示は、試して聴き比べるための例です。

まず生成画面で選んでいるモデルを確認します。Sunoの公式発表ではv6、v6-wild、v6-miniが区別されており、v6とv6-wildは有料利用者向け、v6-miniは全ての利用者に提供されるモデルです。比較するときは同じモデルにそろえましょう。Suno v6の公式紹介

自作歌詞のカードから、入力する文章を用意する

自分の歌詞で曲を作るカードに歌詞を貼り、ジャンルと歌声を選びます。言葉を変えたくない場合は、「歌詞の手直し」を「一文字も変えない」にします。原文を保つように依頼する設定なので、出てきた文章は元の歌詞と照合してください。

日本語のポップスなら「J-POP」、夜の街を歩くような雰囲気なら「シティポップ」など、作りたい音に合わせて選べます。ジャンル名だけで仕上がりが決まるわけではありません。「柔らかい声、エレクトリックピアノ、軽いベース」のように、具体的な音の特徴も整理すると比較しやすくなります。

カードの指示文をコピーしてGPTやClaudeの会話に貼り付け、送信します。ここで受け取るのは曲名、音楽スタイル、タグ付きの歌詞などの文章です。音声を作る工程は、その後にSunoで行います。

曲全体の説明と歌詞を、別々の欄に入れる

SunoのCustomモードでは、文章を用途ごとに分けます。解説や画像用の指示まで、一緒に歌詞欄へ貼り付けないようにしてください。

受け取った内容入れる欄役割
曲名Title曲を区別する名前
音楽スタイルStylesジャンル、中心となる楽器、声の特徴
タグ付き歌詞Lyrics歌う言葉と区間の順番
入れたくない要素Advanced OptionsのExclude避けたい楽器や音
ジャケット画像の指示別の画像生成ツール曲とは別に作る画像

Sunoの公式案内でも、Customモードで歌詞、Styles、曲名を分けて入力する手順が示されています。画面の配置が違う場合は、現在表示されている欄名を確認します。SunoのCustomモード案内

Aメロ、Bメロ、サビをタグで見分ける

区間の始まりにタグを一行置き、その下に歌詞を書きます。日本語の曲作りで使うAメロ・Bメロという呼び方は曲によって役割が違うため、下の対応は構成を考える目安です。

タグ役割の目安入れる場所
[Intro]イントロ歌い出し前の導入
[Verse]または[Verse 1]Aメロなど、物語を進める部分場面や気持ちを伝える歌詞の前
[Pre-Chorus]サビにつなぐBメロなど盛り上がりへ向かう部分の前
[Chorus]サビ中心になる言葉を繰り返す部分の前
[Bridge]間に変化をつける部分繰り返しの間で展開を変える場所
[Outro]アウトロ最後の一節や締めくくり

短い曲なら、まずVerseとChorusだけでも構いません。使わない区間を無理に足す必要はありません。サビのタグだけで音量や旋律が固定されるわけではないので、実際の音で区切りが伝わるかを確認します。

基本の形を聴いてから、演奏のヒントを一つ足す

以下は、このガイド用に書いた練習用の歌詞です。実際の生成音声を紹介する例ではありません。最初はStylesに、曲全体の材料を短く入れます。

Japanese acoustic pop, calm mood, fingerpicked guitar, warm piano, soft lead vocal

Lyricsには、区間名と歌詞だけを入れて試します。

[Verse]
駅前の灯りが消えて
遠回りして帰る道

[Chorus]
窓の明かりがひとつあれば
今日の続きを話せるよ

これを聴いた後で、サビからピアノを加えたいなら、同じ歌詞で次の形を試せます。

[Verse]
[guitar and soft vocal only]
駅前の灯りが消えて
遠回りして帰る道

[Chorus]
[warm piano enters]
窓の明かりがひとつあれば
今日の続きを話せるよ

二つ目の例の楽器指定は、反映を試すための説明です。この書き方全体が公式の固定文法として保証されているわけではありません。無視されたり、説明を歌ってしまったりしたら、その行を外して基本の形へ戻してください。

Stylesに「最初から最後までフルバンド」と書きながら、Verseをギターだけにすると、指示がぶつかります。使う楽器はStylesにまとめ、区間ごとの変化だけを近くに書くと、自分でも入力を見直しやすくなります。違う形式のタグを何種類も同時に足さず、一つずつ比較しましょう。

丸括弧も、必ず舞台裏のメモになるとは限りません。「(ここで全員一緒に)」のような文が歌われることも想定し、歌う言葉と演奏の説明を分けます。

入れたくない音はExcludeで整理する

ドラムを入れたくないなら、CustomモードのAdvanced OptionsにあるExcludeへdrumsと書く方法が公式に案内されています。Stylesには欲しい音、Excludeには避けたい音を入れます。Sunoの除外要素の案内

主役にしたいピアノをExcludeにも入れていないか、生成前に見直してください。「あれもなし、これもなし」と歌詞に長く書くより、専用の欄で整理した方が確認しやすくなります。

日本語の発音と、お店の名前を聴く

早口になった箇所は、タグを増やす前に一行の言葉の量を見ます。自然に息を継ぐ位置で行を分けたり、同じ役割の行と長さを比べたりしてください。漢字の読み、英単語を含む店名、カタカナ語は、文字が合っていても意図した発音かを耳で確かめます。

言葉を保つ設定を選んだ場合は、読みやすさのための書き換えも勝手に確定せず、原文と見比べます。発音、抜けた言葉、サビの繰り返しなど、気になる点を一つ選んで直しましょう。

短い店舗用の曲を考えるなら、お店のCMソングカードを使えます。例えば架空の喫茶店なら、店名と看板商品のプリンを中心に、短いフレーズを用意します。店名の読みが伝わるか、入力していない値段や割引が歌詞に足されていないかを確認してください。実在の歌手名より、声や楽器の特徴で希望を説明すると、依頼内容を具体的にできます。

店舗動画に使う前に、利用条件を確認する

歌詞は自作か、使用する権利を確認したものを使います。Sunoは無料プランの曲を個人的・非商用の用途と案内しており、無料の体験ダウンロードにも同じ制限があります。Promptpanのカードが無料でも、完成した音楽に商用利用の権利が付くわけではありません。無料プランの権利案内、ダウンロードと規約変更の案内

店舗広告や収益化する動画に使う場合は、曲を生成・ダウンロードした時点のプランと、現在の規約を確認します。後から有料プランに入っても、以前の無料曲全てに商用利用の権利が自動で付くわけではありません。有料登録前の曲について

モデル名、Stylesの文章、変更したタグと聴こえた違いを一緒に残しておきましょう。一回の結果だけで万能の規則を決めず、同じ歌詞で少しずつ比較すると、次の曲でも役立つ判断材料になります。